今月のキャッチフレーズ集

2025年1月からスタートしました。新たなコンテンツです。

毎月たぎったキャッチフレーズを考えて、サイトで発表します。デザインと言葉は切り離せないものです。いい言葉が無いと、いいデザインにならないように、いかに生きた言葉を見つけられるか。作れるか。

言葉ひとつで人の心を動かしたり、感動させたり。デザインに奥行きやストーリーを生み出したりします。文字だけでも絵が見えてきたり、想像力を揺さぶり刺激します。

みなさんが最近気になったキャッチフレーズやキャッチコピーを教えてくださいね。


2026年4月のキャッチフレーズ

「動いた者から、景色は変わる。」

なぜ“動いた人”だけが景色を変えられるのか

多くの人は、考えてから動こうとする。
精度を上げてから、一歩を踏み出そうとする。

けれど実際は逆です。
思考は、動かなければ更新されない。

机の上のアイデアは仮説のまま。
動いて初めて、ズレや手応えが返ってくる。
そのフィードバックが、次の判断をつくる。

つまり、精度は最初から高めるものではなく、
動きながら上げていくものです。

スタートの差は、そのまま結果の差になる。

早く動いた人は、試行回数が増える。
試行が増えれば、修正も増える。
結果として、精度が上がるスピードも上がる。

逆に、動き出しが遅い人は、
最初の一歩の時点で遅れている。

ここでいう「動く」は、作業ではない。
判断を外に出すことです。

ラフを出す。
一文を決める。
方向を仮置きする。

小さくていい。
外に出した瞬間、それは次の景色を連れてくる。

景色は、考えているだけでは変わらない。
変わるのは、動いた瞬間から。

動いた者から、景色は変わる。


2026年3月のキャッチフレーズ

「速さの時代ほど、温度が差になる。」

速さでは並ぶ。温度で抜ける。

制作のスピードは、誰でも上げられる時代になった。
ツールもAIも、差を縮めていく。

整ったアウトプットは増えた。
正しい表現も、早く作れるようになった。

それでも、人が反応するものは限られている。

違いを生むのは、速さではない。
そこに宿っている温度だ。

迷い、執着し、削り、選び抜いた痕跡。
誰かの感情を本気で動かそうとした意思。

クリエイティブディレクションとは、
速さを競う仕事ではない。
温度を設計する仕事だ。

速さの時代ほど、温度が差になる。


2026年2月のキャッチフレーズ

「冷めた理解より、沸き立つ衝動。」

なぜ「正しい企画」ほど動かないのか。

現場で何度も見る光景がある。
「ちゃんと説明できる案」と
「なぜか捨てきれない案」が並ぶ瞬間。

前者は理屈が通っている。
市場も、ロジックも、想定Q&Aも揃っている。
でも、会議が終わると体温が残らない。

後者は少し荒い。
言語化も途中、説明も不完全。
それでも、誰かが言う。
「……でも、こっち、気になる」

その“気になる”の正体が、衝動だ。

クリエイティブは、
理解された瞬間に生まれるのではなく、
誰かの中で先に沸いた瞬間に始まっている。

コピーも、企画も、デザインも同じ。
まず心拍数を上げる。
ロジックは、その後で追いつけばいい。

冷めた理解は、合意をつくる。
沸き立つ衝動は、作品を生む。

クリエイティブディレクターの仕事は、
「説明が通る案」を磨くことじゃない。
最初の火を見逃さず、消さず、育てること。

だからこの言葉を置く。
冷めた理解より、沸き立つ衝動。


🎍2026年1月のキャッチフレーズ🎍

いい仕事は、ちょうど熱い。

熱すぎる表現は伝わらない。冷めた言葉は動かない。

この二つの対立を出発点に、私たちは「ちょうどいい温度」を探すことから仕事を始めます。デザインで形をつくり、言葉で意味を与える。両方を設計することで、想いが伝わり行動につながる最適解をつくります。

キャッチフレーズを分解します

いい仕事は、ちょうど熱い。 は、瞬間的な勢いと持続する説得力を同時に示す一撃のコピーです。しかし、勢いだけで押し切るのではなく、理屈だけで固めるのでもない。

熱量をコントロールし、ターゲットにとって気持ちのいい温度にして届けることが成果につながるという信念を端的に表しています。

「いい仕事は、だいたい適温だ。」

強すぎる主張は、距離を生む。整いすぎた表現は、記憶に残らない。

だから私たちは、感情と構造のあいだにある「温度」を探します。その温度を、視覚に変換するのがデザイン。文脈に落とし込むのが言葉。色や形で、直感に届かせる。コピーや文章で、意味を定着させる。どちらか一方では、温度は保てません。

株式会社オンドは、デザインと言葉を分けずに考え、同じ温度で設計します。
いい仕事は、ちょうど熱い。
この言葉は、今年も私たちの判断軸であり続けます。

年始はどうしても、力が入りすぎたり、逆に様子を見すぎたりしがちです。でも本当に届けたい相手に届くのは、勢いと冷静さが同居した「適温の表現」だと、私たちは何度も現場で確かめてきました。

2026年も、感情に寄り添いながら、構造から逃げない。デザインと言葉の両方を使って、想いがちゃんと伝わり、ちゃんと動くところまで伴走する。そんな仕事を、ひとつずつ積み重ねていきます。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。
同じ温度で、いい仕事をご一緒できたらうれしいです。


☃2025年12月のキャッチフレーズ☃

書け、揺らせ、燃やせ。

言葉は、ただ伝えるための道具じゃない。 書くことで、心を揺らし、世界を燃やす火種になる。 コピーライターの仕事は、情報を並べることじゃない。 感情を動かし、空気を変え、誰かの明日を変えることだ。

このコピーは、書くという行為の原点に立ち返り、 衝動・共鳴・情熱という三段階のエネルギーを言葉にしたもの。 「書け」は自分への命令、「揺らせ」は他者への影響、 「燃やせ」はその先にある、世界への火付け。

短く、強く、熱く。 この言葉が、あなたの中の火をもう一度灯すことを願って。

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言葉が、火を灯す一年でした。 伝える力を信じて、 心を動かす言葉を探し続けた2025年。 その一つひとつが、皆さまとの対話から生まれたものです。

本年も、たくさんのご一緒をありがとうございました。 言葉とデザインの力で、心を揺らすものを。 来年も、たぎる想いをかたちにしてまいります。

どうぞ、あたたかく穏やかな年末年始をお過ごしください。 2026年も、変わらぬご愛顧のほど、よろしくお願い申し上げます。


2025年11月のキャッチフレーズ

「見えないところで、未来は編集されている。」

変化はいつだって、表舞台ではなく、裏側で静かに始まります。
デザインも、ブランドも、思想も。
まだ形のない段階で、何度も書き換えられ、削られ、足され、練られ、磨かれ、やがて光を帯びて現れる。

11月は、芽吹きの前の編集の季節。
“何を捨てるか” “何を残すか” “どの未来を選ぶか”。
この取捨と研磨こそが、クリエイティブのもっとも大切にしている行為です。

派手さより、精度。
拡散より、深度。
声量ではなく、視点。

まだ見えないものに投資できる人だけが、新しい風景をつくる。
私たちは、今日もその“見えない編集”を続けています。
未来は、すでに書き換わりはじめているのです。


2025年10月のキャッチフレーズ

「探究心が光る瞬間、探求心が形になる。」

問いを立て、深く考える──それが探究心。
その問いに応え、形にする──それが探求心。

クリエイティブの本質は、問いと答えの間に生まれる瞬間にあります。
探究心は、未知や課題に光を当てる力。まだ形にならないもの、見えない可能性を照らし出す炎のような存在です。
探求心は、その光の先で具体的な形をつくる力。問いを分析し、試行錯誤を経て、アイデアやデザイン、コピーとして形にしていきます。

この二つの力は互いに補完しあい、交差することで、単なるアイデアではなく“価値ある表現”が生まれます。Webデザインやブランドロゴ、広告コピー、パッケージデザインなど、あらゆるクリエイティブはこの循環の上に成り立っています。

さらに、探究心と探求心は個人の創造性だけでなく、チームやブランドの強さにも直結します。問いを立て続ける姿勢と、答えを形にする実行力を持つことで、従来の枠を超えたアイデアやデザインが生まれるのです。

探究心と探求心──二つの力が交わる瞬間こそ、クリエイティブの真価が発揮されるのです。


2025年9月のキャッチフレーズ

「デザインは、涼しさをまとった。」

9月という季節は、夏の強い日差しや熱気が和らぎ、少しずつ空気に透明感が戻ってくる時期です。その「涼しさ」をデザインの表現になぞらえて、一行のコピーにしました。

デザインは単なる「形」や「色」だけではなく、その時代や空気感、季節の変化さえも伝えることができます。

私たちが日々触れているポスターやWebサイト、パッケージデザインの中には、知らず知らずのうちに「季節を感じさせる工夫」が施されています。

例えば色合いひとつをとっても、夏なら鮮やかなブルーやビタミンカラー、秋なら深みのあるブラウンやボルドーが好まれる。これは人が無意識に季節を求める心理をデザインが表現しているからです。

コピーライティングも同じです。

「言葉のトーン」や「リズム感」によって、季節の気配や心の温度を変えることができます。今回のキャッチコピーでは、あえて短い言葉にまとめ、ひんやりと澄んだ余白を残しました。それによって、読む人が自分の中にある「9月の感覚」を自然に呼び起こせるようにしています。

デザインもコピーも、“見えないものをどう表現するか”が本質です。
9月の「涼しさ」を一行に封じ込めたこのコピーは、季節と感覚、そしてクリエイティブの可能性を象徴しています。


2025年8月のキャッチフレーズ

「チャンスは名乗らない。」

このコピーは、“受け身では何も始まらない”という厳しい現実を、あえて短く鋭い言葉で突きつけた一行です。

「チャンスはチャンスとして現れない」「誰かがわかりやすく示してくれると思うな」という、行動の本質を問うために書きました。

ビジネスでも、デザインでも、人生でも、目の前に何かが起きたときに「これは自分のタイミングだ」と“気づける人間だけが一歩踏み出せる”

それを象徴するように、語りかけでもなく、説明でもなく、突き放すような口調にしています。

「気づいたやつだけが、つかめる。」という一文で、それに“気づける力”がいかに重要かを補足し、さらに「誰かがくれるなんて、思うな。」という少し乱暴なくらいの断定で、依存や言い訳の余地を削ぎ落としました。

やさしくない言葉です。けれど、やさしさで背中を押しても届かない時がある。

この言葉は、覚悟が必要な人、何かに迷っている人、動けないでいる人の心を震わせたいと思って書いたコピーです。


2025年7月のキャッチフレーズ

「“変える”は、こわい。でも、“変わらない”は、もっとこわい。」

7月は一年の折り返し。多くの企業が「このままでいいのか」と見直しを始める時期です。
このコピーは、変化に向き合う勇気と、現状維持のリスクを対比することで、リブランディングやデザイン刷新への背中をそっと押します。

  • クライアントには「変化の必要性」を感情に訴え、

  • デザイナーには「未来を描く仕事」の意義を再確認させる言葉。

「変えること」はプロセスそのものがクリエイティブ。
だからこそ、この一言がリブランディングの最初の一歩になります。


2025年6月のキャッチフレーズ

「種まきしたら水まきを」

土を耕すようにビジネスも耕す。土は土台です。まず土台を整えます。

ビジネスでよく言う種まき。新しい販路開拓などで種をまく。そこで終わらないように気をつけ意識したいこと。撒いたあとが結構大事でその後の差が出てくる。

どんなタイミングで水をまくか、どのタイミングで肥料を足すか。
ある程度成長したら安心というわけではなく、剪定をして風通りや日当たりをよくする。

花が咲いたら終わりではなく、花がらを摘み取る。次の花が咲きやすくする。花が咲いてからが始まりです。

もちろん全てにあてはまる育て方はなく、種類によって違う。日当たりが必要な花、影でも育つ花。大事なのはすぐに咲かない花もあることを理解する事。


2025年5月のキャッチフレーズ

「絶望を希望に変える」

絶望。それは、すべてが終わったかのように感じる瞬間。
けれど本当にそうだろうか?

「絶望を希望に変える」という言葉には、視点をひっくり返す力があります。一見ネガティブな“終わり”の感情を、“始まり”としてとらえ直す。逆説的に見えるその発想こそが、新たな行動を生む原動力になるのです。

言葉にならなかった感情に、言語を与える。ぼんやりとした未来に、像を与える。

このキャッチフレーズは、苦しみや迷いの中にある人に、「今いる場所が、希望への入口なのかもしれない」と見えるかたちで伝える試みです。

絶望は終点ではない。
そこから何かを変えたいと願う人にとって、希望の種になりうる。


2025年4月のキャッチフレーズ

「ルールを守り、レールを変える」

ルールの中で行うことで正しく物事が進められます。ルールがあることで安心にも繋がります。ルールは守るもの。いつもと違う道は不安でもあり、新たな世界と出会える道でもあります。

しかし、時には見直すこと、そして疑うことも必要です。変化や進化が必要なタイミングがあります。ルールの中だと見えない事、ルールの外だと見えることがあると思います。

ルールやあたりまえを疑う。そうすることで長く鮮度良く生き続けると思う。時代に合わせてアップデートしていくことが、守ることにも攻めることにもなる。


2025年3月のキャッチフレーズ

「デザインという肥料で咲かす」

花を咲かせたり、栄養を補給したりする肥料。デザインもそういった効果がある。

じわじわ長く効果を与え続けたり、成長や反応が鈍化しているときの即効性のある活性剤だったりする。

ただし、タイミングや適量を間違えると、花は咲かなかったり、最悪の場合枯れたりする。用法用量を守って、目的やゴールに向かってデザインという肥料を撒いていこう。


2025年2月のキャッチフレーズ

「動かなければ、動かせない」

受注型ビジネスを長くしていると、自ら動くということに少し億劫になったり、必要ないと勘違いしたりする。ビジネスの流れがあたりまえになってしまう。

誰かを動かしたいとき、まず自分から動いてみる。何かを知りたいとき、自分から行動をしてみる。知りたい場所へ自ら足を運んでみる。

受け身ではなく、攻めの姿勢を意識して日々過ごす。いつでも動けるようにフットワークを軽く、準備していく。


2025年1月のキャッチフレーズ(スタート)

「ツッコミどころ。それ、狙いどころ」

お笑いのツッコミ。ボケとツッコミ。

ツッコミがあるからボケが生きて笑いが起きる。良いツッコミは良い結果が起きる。

ツッコみたくなる要素を忍ばせる。プレゼンでも企画書でも、デザイン案でも。
ツッコミたくなるデザインは気になるデザイン。

見た人に起こしてほしいアクションをちゃんと狙う。実行させるために、どうするか。ボケとツッコミ。ついついツッコミというアクションをとってしまうような。

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