空を泳ぐパッチワークジラ|砂浜美術館(高知)

空を泳ぐパッチワークジラ by Patch-Work-Life

こちらはアウトドアやキャンプなどで見かけるタープです。しかし近づいてみると布で出来ています。布と布をつなぎ合わせるパッチワークです。

28回目を迎える潮風のキルト展。毎年各地から趣向を凝らした個性的なキルトが集まります。「布を楽しむ」をテーマに集まった、色とりどりのキルトとクッションが砂浜沿いの松原にずらり…木漏れ日を浴びてキルトが潮風にゆらゆらとそよぐ風景は、秋の砂浜美術館の代表作品です。

一針、一針想いのこもったキルトと自然とが織りなす風景や、野外展ならではのいろいろな表情を、秋の砂浜美術館でのんびりと観賞していただける展示です。その潮風のキルト展に審査員として呼んでいただいています。何度か砂浜美術館でみなさんの作品と出会う中で、私達Patch-Work-Lifeもこの砂浜美術館の松原で、いつかひらひらと優雅になびく立体的なパッチワークを制作したいと考えていました。

今回、Patch-Work-Life の企画展として、幾何学模様と4色の布でニタリクジラの館長をイメージし、パッチワークでクジラのタープを制作しました。大きなヘキサタープのクジラが松原でみなさんと一緒に泳ぐ姿を想像しました。

こちらが最初に制作したイメージ画。胸ビレや尾ビレをどうするか。あったほうが良いかな、無くてもいいかなと意見を交わしました。お腹の白い部分の面積も調整の繰り返しでした。

クジラのからだは全192枚の三角形からなる4色布のピースで構成されています。最終的には4×4mの大きさに。この時点での重さがすでに3.5㎏!ここから本縫いのミシンステッチは本当に大変で両手両足、からだのすべてを使う大仕事で、パッチワーク教室の講師陣が協力し合い、約3ヵ月かけてようやく完成したときは、みんなでハイタッチして喜びました。

時間とともに動く影も綺麗でした。


第28回 潮風のキルト展

高知県黒潮町にあるNPO砂浜美術館が開催しているキルト展。さわやかな青空の下、らっきょうの花見をしながら潮風にゆれるたくさんのキルトを楽しむことができます。2022年は11月18〜20日に開催されました。

2023年は11月17日(金)〜19日(日)です。美しい松原と木漏れ日を浴びて潮風にゆれる作品と一緒にゆったりとした時間を過ごしてみませんか。ぜひお越しください。

砂浜美術館:https://sunabi.com/

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