「間」をつくる|読む 間(YOMU_MA)

「読む 間(YOMU_MA)」

一冊の本を開くとき、私たちは知らず知らずのうちに、日常から少しだけ離れています。ページをめくる指先、静まる呼吸、ふと巡らせる思考。そこに生まれるのは、情報を得る時間ではなく、自分自身と向き合う時間です。

このシンボルは、そんな「読む」という行為そのものに宿る豊かさを、一輪の花に託して描いたものです。あぐらをかいて座る姿は、力の抜けた自然体そのもの。忙しさから解き放たれ、自分のペースで、自分の内側へと入っていく様子を表しています。頭上に静かに咲く花は、読むことで芽生える想像力や気づき、まだ言葉にならない発想の種。読み終えたときに残る、あの小さな充足感を象徴しています。

私たちは、ロゴやシンボルを単なる「目印」としてではなく、その言葉や概念が本来持っている体温や手触りを翻訳する仕事だと考えています。「読む間」という言葉ひとつから物語を立ち上げられるように、お客様の事業やブランドが持つ、まだ言葉になっていない魅力や世界観を、私たちは一緒に見つけ、かたちにしていきます。


クリエイティブディレクター:折尾祐希|株式会社オンド
デザイナー:折尾祐希|株式会社オンド

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